大学院受験を振り返る

私は2016年に早稲田大学から東京大学の大学院受験をして、合格しました。
以下では、なぜ大学院受験をしようと思ったか、どのように勉強したか、合格してその後どうなったかについて書いていきます。
これから外部の大学院受験を考えている方の参考になれば幸いです。

大学院受験をした理由

私が早稲田大学から東京大学の大学院を受験しようと考えた理由は以下の3つです。

  • 当時志望していた企業とパイプがある研究室に入るため
  • 早稲田の附属高校出身で大学受験を経験していなかったため、自分の実力を試したかった
  • 高いレベルの環境に身を置きたかったから

学部2年の冬くらいから漠然と大学院受験のことを考えていましたが、実際に決断をしたのは学部3年の12月です。

早稲田の大学院にそのまま進学するか悩んでいましたが、早稲田で志望していた研究室に入れないことが確定したため、東大の院受験を決意しました。

受験勉強

東大の大学院に合格するために、私がどのように勉強したのかを説明していきます。
その前に、私が受験した専攻について簡単に説明します。

私が受験した専攻は、東京大学大学院工学系研究科のシステム創成学専攻です。

理由は先ほども述べた通り、私が志望する研究室がシステム創成学専攻にあったからです。

システム創成学専攻の試験科目は、数学・英語・小論文の3つと面接です。

数学の試験内容は私の代から変更になり、論理的思考力を問うようななぞなぞ系の問題と、微分方程式や線形代数などの大学数学の問題が出ることになりました。

英語の試験内容は、TOEFL-ITPという、TOEICを難しくしたような試験です。

小論文は、論文の内容に関する理解度を問われたり、自分の意見を書くような試験です。

小論文は対策をすれば伸びるような試験ではないと思い、試験前に過去問を解くだけにしました。

そのため、英語と数学の勉強に集中することにしました。幸い、あまり忙しくない研究室に入ったため、1週間のほとんどの時間を院受験の勉強に割くことが出来ました。

受験本番が8月の末で、同じ年の4月から週50~60時間ほど受験勉強をしていました。
今振り返ると、丁度良いくらいの勉強量だったかと思います。
変に中だるみすることもなく、ある程度自信がつくレベルまで積み上げることが出来ました。

もちろん勉強量は、受験する専攻の試験科目数や実力によって異なります。
同じ専攻を受けた学部から東大の内部生の中には、1ヶ月ほどしか勉強していないという人もいました。
ただ、外部から受験をする方、試験科目が多い方は早い時期から対策することをオススメします。

以下では、英語と数学の勉強をどのように取り組んだか簡単にまとめます。

英語の勉強

私は大学受験を経験していなかったこともあり、大学院受験を決断した時の私の英語力はTOEIC400点程度と壊滅的でした。
過去に同じ専攻を受験していた先輩方から聞くと、試験科目のTOFEL-ITPでは550点程度必要と言われていました。

一概には決められませんが、TOFEL-ITP550点はTOEICに換算すると730点程度だと言うことで、そのままの状態では絶望的でした(私の感覚だとTOEIC730点レベルではITP550点は取れない気がします)。

このままの状態では合格は厳しいと思い、私は思い切って、受験する年の2月から2ヶ月間、セブ島に語学留学することに決めました。

セブ島留学に関して詳しいことは今後また記事にしようと思いますが、セブ島留学を通して英語の基礎を身につけることが出来、英語に対する抵抗感を無くすことが出来ました。

帰国してからは、TOEFL-ITPの問題集を解くことと、英語の基礎勉強を平行して行いました。

TOEFL-ITPはリーディングと文法とリスニングから構成されており、文法が一番高得点を狙いやすいため、まずは文法を固めました。

リーディングは専門用語が多く文法の理解だけでは読めないため、単語の学習にかなりリソースを割きました。

リスニングは非常に難しく最後まであまり伸びませんでしたが、駅までの通学路など隙間時間でひたすら英語を聞くようにしていました。

以上の勉強を続けた結果、大学院受験後に受けたTOEICテストでは860点を取ることが出来、1年前の自分からは想像出来ないほど成長することが出来ました。

数学の勉強

数学も英語と同様に壊滅的な状態で、当初は過去問の問題文する理解出来ない状態でした。
そこで、まずは高校時代の教科書を引っ張り出し、高校範囲から勉強を始めました。

高校範囲を身につけたあとは、マセマシリーズを購入して、微分方程式、線形代数などの大学数学の基礎を身につけました。
ある程度基礎を身につけてからは、過去問を解きながらわからない範囲を勉強するというスタイルに切り替えました。

システム創成学の数学では、「常微分方程式」、「線形代数」、「複素解析」、「ベクトル解析」、「フーリエ変換orラプラス変換」、「確率」の6科目の中から2科目を選ぶ形式でした。

時間的に全てを対策することは難しいと考えたので、私は「ベクトル解析」と「フーリエ変換orラプラス変換」を捨てました(笑)。

結果的に、「常微分方程式」と「線形代数」で見たことがあるような問題が出たので、無事解くことが出来ました。

その他対策

大学院受験において非常に重要なことは、いかにモチベーションを維持し続けるかです。
大学受験や高校受験と違い、塾もなければ模擬試験もないため、一回の勝負に向けて一人黙々と勉強することになります。

私は、共に同じ専攻を目指していた友人と励まし合い、たまにキャンパスを訪れ研究室訪問をすることでモチベーションを維持していました。

研究室訪問はモチベーションを維持するだけでなく、合格率を高めるためにも非常に重要です。

私は第1希望のシステム創成学専攻以外にも滑り止めとして他の研究科を受験していました。
そこの専攻は志望度が高くなかったため研究室訪問をしていなかったのですが、結果、良い点数が取れたと思われるにも関わらず不合格となりました。

専攻によっては志望度をかなり見るところもあるので、事前に情報収集をして、受験する専攻の採点基準を把握しておきましょう。
実際、研究室訪問はやっておいて損はないと思います。

大学院受験合格

試験本番は8月の末に行われました。
当日は死ぬほど緊張しましたが、今までやってきたことを出し切り、なんとか第一志望の研究室に合格することが出来ました。

余裕そうな内部生を見ると焦りが込み上げてきましたが、周りを気にせずに集中することを心掛けました。

絶対に合格した、という自信は持てませんでしたが、今まで本気でやってきたので、非常にすがすかしい思いでした。

そして、試験の1週間ほど後に、東大の本郷キャンパスの掲示板で合格を確認しました。

大学院受験を経て

大学院受験を経て、多くのことが得られたと感じています。

まず結果として、第一志望の研究室に入ることが出来、その後志望していた企業に無事入社することが出来ました。

また、多くの優秀な先生、学生と知り合うことが出来、自分の視野が広がりました。

そして、受験勉強を通じて基礎学力が身につき、合格によって自信を身に着けることが出来ました。

最後に、優秀な学生に囲まれながらも研究室で成果を出すことが出来、このレベルでも自分はやっていけるという自信をつけることが出来ました。

まとめ

このを記事を読んでもらい、大学院受験を悩んでいる方達の支えになればと思います。
私は大学院受験を通して変わることが出来ました。
皆さんも大学院受験に本気で取り組めばきっと多くのことが得られると思います。
大学院受験はつらいことだらけだと思いますが、頑張りましょう!!

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